船の免許の種類
船に関する免許というのは、操縦できる水面の範囲や、船の種類によって別れています。
そのため、自分がどう言った目的で船を操縦するのかということで取得するべき免許が違ってくるのです。
例えば、ボート免許でトップクラスにある一級小型船舶操縦士の免許というのは免許を取得すればヨットや規定されたサイズの船舶で世界一周をすることさえも可能です。
具体的には操縦可能な水面が無制限となっていますし、操縦できるボートのサイズは総トン数が20トンまで可能ですし、スポーツやレジャーのためのボートであったら長さが24メートル未満であれば操縦ができます。
二級小型船舶操縦士の免許であれば、沿岸のレジャーには十分対応ができます。
沿岸や湖での釣りであったり、陸から近い場所のボート走行であったりは十分です。
具体的な操縦可能な水面は湖や川、湾といったほぼ囲まれた水域や海岸から5海里の場所が可能ですし、ボートは一級小型船舶の免許と同じです。
ただし、18歳未満の人が操縦できるボートの大きさは5トン未満に限定がされ、18歳に達したら自動的に限定が解除されます。
水上オートバイは特殊小型船舶操縦士の資格が必要です。
この特殊小型船舶は水上オートバイ現芸であり、ボートの操縦はできません。
イメージとしては、自動車免許と自動二輪車の免許の違いと同じといえます。
資格の取得には年齢確認が必要
船舶の免許を取得したい時には、まずは年齢確認からが必要です。
受験資格が得られる年齢と免許の取得が可能な年齢とが異なるために、事前に年齢確認をしておくことが必要になります。
また、免許を取得するにあたっては身体検査があります。
視力や色覚、聴力、疾病といったものの確認があり、必要に応じて矯正が必要です。
免許を取得するにあたっては試験を受験しなければなりません。
ステップアップの形式で小型免許を取得しており、上位資格に挑戦するという場合には、受験科目の免除が行われます。